HOME → うつ病にしてあげられる事 → とことん、心が休まる環境を…

とことん、心が休まる環境を…

心が休まる環境 うつ病になってしまった…という精神的なショックは、本人にしか分かりません。「自分がなぜ?」と感じながら、現実を受け止められない人も大勢います。

辛い気持ちはわかりますが、これまで必死に仕事をしてきた夫にとって、大きな人生の休暇であることは間違いありません。ゆっくり時間をかけて受け入れてみましょう。悩んでいるのはあなただけではありません。一緒に心が休まる環境を作っていきましょう。

こうなったのは、私たち夫婦だけ?

サラリーマンなら、自分の会社で働く人が"うつ病"になるのは決して珍しくありません。夫はきっと人一倍、頑張り屋さんで、真面目に何事も取り組んできた人だとも言えますね。ですから、決して責める言葉を投げ掛けてはいけません。もし、妻と夫が逆の役割だったとしたら、あなたが"うつ病"になっていたかもしれないのですから――。

うつ病になる人は、几帳面で完璧主義の人が多いと言います。責任感の強さから、「休んでしまい会社に迷惑をかけて申し訳ない…」と思う人もいます。もちろん、対面的にはそういう言葉も正しいのですが、裏を返せば、会社がストレスを与えた結果の"うつ病"かもしれません。「休みをもらって当然なのよ!」というくらいの大きな気持ちで受け止めてみてはいかがでしょう。支えるパートナーの立場には、相当のプレッシャーがあるかもしれませんが、他にも大勢の夫婦が、同じような経験をしているのだということだけは、忘れないでくださいね。

とことん"心"を休めましょう

せっかく休める機会ができたので、とことん"心"が休まる環境を作ってあげることが大切です。休んでいる人からすれば、本意ではなかった休業のはずですが、思い切り休まなければ、休む意味がありません。そう、心が休まらなければ、うつ病の回復が遅れるばかり…。会社に行かなくてもいい"特別な時間"を大切に、そしてパートナーとはいつも通り接してあげてください。

なぜ自分たちが"夫婦"になったのかと言えば、1人では生きていくより、支えあうほうが良かったからではないですか? 今まで夫に助けられた面もたくさんあるはずですので、2人一緒に人生の危機を乗り切ろう!という、前向きな気持ちでいましょう。「こうしなければいけない」といった義務など捨てて、"夫婦の心が休まる空間"がどのようなものか、もう一度考えてみましょう。

会社とプライベートは切り離すべきもの

家で休んでいる夫は、1人で過ごす時間が多くはないですか? 人間は1人になるとは、様々な"思考"が働き始めます。家族でいる時間が許されるのであれば、なるべく夫が家族に溶け込むような"会社とは切り離した"リラックスできる環境がいいでしょう。

会社というものは、仕事の分担をすれば何とかその場をしのいでいけるもの――。むしろ、そうあるべき場所です。業務のことをあれこれ考えてしまうと、本当にキリがないので、会社に対しては、ある程度の"割り切り"が大切です。会社に対して、見返りを過剰に求めると、後から自分が傷つくだけ。会社はあくまでお金を稼ぐ場なのですから、プライベートとは完全切り離すべきものなのです。

いかがでしょうか? 思うような回復が見られないと焦る気持ちが出ることもありますが、「なるようになる!」というくらいの気持ちで、"今"を一歩一歩積み重ねていきましょう。