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もしかして、うつ病? 家族しか分からない変化

家族 日本はストレス大国と表現されるように、企業で働く戦士たちにとって、うつ病は一見遠いようで、身近な病気とも言えます。昨今、ニュースで取り上げられる企業の“うつ病”問題。

過重労働に苦しめられている人たちが、明るみになるのは、ほんのひと握り――。今回は、身近な人だからこそ、察知できるうつ病の前兆と対策について触れていきます。

家族の距離

お互いが夫婦としてやっていこうと決めたからには、惹かれるものがあったからではないですか? 恋愛結婚であれば、なおさらそういった傾向が強いはず――。

ベテランの夫婦になると、「結婚生活でお互いを好きでいられるのは、せいぜい5年くらいじゃない?」という会話をよく聞きます。確かに、生活を共にすると、“愛”だの“恋”だのと言っていられない“現実”が降りかかってきますので、仕方ないといえばそうでしょう。

結婚当初は、毎日にように愛し合っていた夫婦も、いつしか別々の布団、あるいは違う部屋で寝るというケースもあるでしょう。そんな風に変化していった夫婦だとしたら、夫がED(勃起不全)になっていても、気づくことはないでしょう。密かに抱える悩みを妻がいったいどのように気づけばいいのでしょうか。

今、子供がいても、大きくなればいつか巣立っていきます。自分の家族を持てば、別々の生活になり、また二人の生活が始まるのです。その時に、夫婦の距離を縮めようとしても遅いというもの――。お互い年老いていきますが、せっかく結ばれたのですから、最後まで夫婦という関係を楽しみたいものですね。

違和感を見逃さない

夫の変化に気づけるとしたら、一緒に生活している家族が一番変化に気づけるものです。もし、心当たりがあるのであれば、さりげなく様子みてあげましょう。

【うつ病の前兆】

・眠れない(朝起きられない)
・食欲不振
・逆流性食道炎
・表情がどんより曇っている(笑顔がない)

いつもは、会社から帰るとすぐにテレビの前に行くのに、すぐに部屋にこもってしまう、思いつめている、いつも考え事をしているなど、普段見られない謎の行動が多いなら、すこし注意して様子を観察してみる必要がありそうです。

毎朝の目覚めや、朝食の食べ方など、細かいことを気にしてみると、今までとは違った変化があるはずです。うつ病も初期の段階であれば、回復も早いと言われていますので、普段から大切な家族に興味を持つことが大前提だと言えますね。

気づいたら、できること

本格的に“うつ病”を発症してしまうまえに、日常のちょっとした変化を察知し、必要な言葉を言ってあげるのも必要です。働き盛りの夫にも、時には“ガス抜き”が必要です。日常から完全に切り離す空間に出かけてみる、会社よりも大切なことがあると思い出してもらうなど、外からのアプローチはいくらでもあります。

せっかくですので、夫婦揃って出かけるのも新鮮ではないでしょうか。将来の貯蓄も大切ですが、時には自分たちへのご褒美も必要です。結婚記念日や誕生日、日本には様々なイベントの風習があるのですから、上手に利用して、会社漬けの日々から解放させてあげみてはいかがでしょうか。

うつ病には、大抵、前兆があるものです。一番近くにいる家族だからこそできる、サポートがあるはず――。日頃から、小さな違和感に気づいてあげられるような、暖かい家族の絆をいつまでも築いていきたいものですね。