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夫婦関係にヒビが…?微妙だけれど大切な話

夫婦関係にヒビ 夫に対して「何かおかしい」と不信感が芽生え始めたのは、夫婦生活の激減もきっかけの一つでした。 若い頃ほどではないとはいえ、それまでは定期的にセックスをしていた私たち。 セックスは精神的な満足感・安心感を得るためにも必要なもの、とお互いに思っていたはずなのに…と、私が浮気を疑ったのも無理はないかもしれません。

性欲の減退はさまざまな疾患のサイン

テレビの健康番組などで男性も更年期障害になることを知りました。 主な症状として「性欲の減退」「ED」などがあったため、初めはセックスレスもこのせいかと思いました。 実際、更年期障害とうつ病は関係が深く、見分けるのも難しいのだとか。 素人判断で軽く見ないで、専門医にかかるのがやはり大切なようです。

うつ病によるEDは治せる?

EDはその他にも生活習慣病の前兆として見られることもあるのだそうです。 陰茎に血液を送りこむ動脈が他の部位よりも細いため、高脂血症や高血糖(糖尿病の前段階)で血流が阻害されるようになると真っ先に影響を受ける、と本にも書いてありました。 でも夫の場合、会社で年に1度受ける健康診断で血液に異常はなく、生活習慣病の心配がないことはわかっていました。 EDや性欲減退の原因はやはりうつ病にあったのです。

夫は一人で受診した時にセックスのことも相談したようです。 担当医は「パートナーとスキンシップの機会を積極的に持つことはうつ病の治療にも効果的です。しかし、セックスしなくてはならない、と義務的に感じる必要はありません。もし希望するならED治療薬も処方できますが、それ以外でも触れ合う方法はたくさんあるのです」と言ってくれた、と夫が話してくれました。 余談ですが、治療を始めてから夫との会話が少しずつ増え、まるでうつ病を発症する前に戻ったかのような時間も持てるようになりました。 セックスに関する、ちょっと微妙な話もきちんとできるようになり、「ゆっくりだけど確実に回復している」と夫婦ともに手ごたえを感じ始めました。

あせらず、じっくり治療しよう

夫は抵抗もあったようですがバイアグラを処方してもらいました。 すぐに使うわけではないにしても、「お守り」を手にしたような気持ちになったそうです。 治療を始めてから2ヶ月が経った頃、久しぶりに夫から求められた時の嬉しさは言葉にできません。 それまでも一緒に寝ていましたし、時には裸でベッドに入ったりもしていましたが、セックスはしていなかったのです。 うつ病の兆候が現れ始めてからすっかりご無沙汰でしたから、お互いに緊張してしまったのも今では笑い話です。 バイアグラの力を借りてではありますが、最後までちゃんとできたことで夫も自信を取り戻したようです。 それからしばらくは調子のいい日が続きました。 もちろん私も、身も心も晴れ晴れとして、セックスの重要性を再認識したものです。