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笑わなくなったら要注意!

要注意 最近、笑うことが少なくなっていませんか? 人は日常生活の中でさまざまな感情を感じ、笑いや怒りを感じるものです。家族間のちょっとした雑談や、ふと目にした記事により、何らかの感情を感じるのが普通です。

しかし、見聞きすることに興味を持つことができず、一日中無表情で過ごす、大好きだったTV番組をつまらないと言い、見なくなるなどということが増えてきたのなら、それはうつ病の危険信号かもしれません。

初期には発見しにくい病

うつ病は、その初期症状は身体の不調として現れます。肩こりや頭痛、胃痛、吐き気やめまい、微熱が続く、体のあちこちが痛むなど、軽い風邪や胃炎に似た症状がみられます。

しかし、この段階でうつ病を疑い、治療を開始する人はまれです。 多くは、疲れているせいだ、軽い風邪だ、などと考え、市販薬でごまかそうとするようです。しかし、うつ病が原因の場合は、薬は効きません。

不安を覚えながらも、この程度で休んではいられない、と、症状を放置する場合がほとんどなのです。 我が家の夫も、多少の不安はあったようですが、私にさえ体の不調を訴えることはありませんでした。

精神に不調が来たら・・・

感情を感じにくくなる、不安感が強くなるなど、精神的な症状が現れはじめたときには、症状はかなり進行している状態ですので、できるだけ早く治療を開始した方が良いでしょう。

「うつ病は心の風邪」などという言葉が流行しましたが、有識者からは「うつ病は風邪どころではなく,もっと深刻な病である」という指摘もあるなど、きちんとした治療が必要な脳の疾病なのです。

何となく仕事をする気にならない、仕事にミスが目立つようになる、忘れっぽくなるなど、仕事にもさまざまな支障が出る場合が多くなります。また、周囲にイライラをぶつけるなど、周囲との関係性にも問題が起きやすくなります。

周囲の人に迷惑がかかるから、などと治療を先延ばしにしようとする人は多いのですが、周囲の人の事を考えればなおのこと、早期の治療が大切です。

うつ病の原因としては、脳内で気分や思考、意欲などを伝達する役割を持った「セロトニン」「ノルアドレナリン」が減少することが影響していると考えられています。

このうち、キーとなる物質はセロトニンです。セロトニンはノルアドレナリンやドーパミンをコントロールする働きを持つ、いわば司令塔です。セロトニンを増やし、その他の物質をしっかり管理させることで、野放し状態で過剰に分泌されていたノルアドレナリンを適量に調整し、慢性的な不足状態を解消できるのです。 セロトニンを増やす生活を心がけることで、うつ病のリスクを軽減できると言われています。

うつ病を予防する生活習慣とは?

セロトニンは、早寝早起きと適度な運動、太陽光に浴びることで増加するといわれています。 朝、30分だけ早く起きることから始めましょう。一度にあれもこれもと欲張ると、長続きしません。まずは朝起きること、それがクリアできたら次は外に出ること、その次に散歩、というように、少しずつ朝の習慣を改善すると良いでしょう。

早寝、早起き、適度な運動と食生活の改善は、うつ病だけでなく多くの成人病の予防にもなります。患者だけでなく、家族全員で取り組み、習慣化すると良いでしょう。