一緒に治そう!中高年の夫がうつ病

一緒に治そう!中高年の夫がうつ病

中高年の夫がうつ病 厚生労働省の調査によると、2008年度の日本人の気分障害患者数は104.1万人。2005年度は92.4万人ですから、増加傾向にあります。この傾向を見る限り、現代日本はうつ病になりやすい時代といえるのではないでしょうか。

私も夫が〝内因性うつ病〟と診断されるまで、うつ病を他人事にすぎないと思っていました。しかし、そうでないことが今では痛いほど分かります。そして、うつ病はけっして本人だけの問題ではなく、他の病気以上に家族にとって影響の大きな病気です。

うつ病のパートナーにどう接したらいいのか。それは、私は今でも試行錯誤し続けていることです。現在闘病中の方、そのご家族に私の記録を参考にしていただければと思っております。

うつは誰もがなる可能性がある病気、というのは本当だった!

私の夫は40代。2人の子どもがいて、育メンとはけっしていえないけど、働き者のいいパパでした。職業は、工場の技術者です。彼はサボるということをまずしない人。ですから、人一倍仕事をたくさん受けてしまうタイプでした。好きで就いた仕事なので、今までは苦ではなかったようです。しかし新しくきた上司との相性が悪く、仕事の話を家庭でしない人だったのに愚痴をいいはじめるようになり、思えばその頃から徐々に歯車が狂いだしたのだと思います。ついに、半年前うつ病と診断されました。

私は夫がうつになるまでこの病気のことをほとんど知りませんでした。たまたま私の周囲にはうつ病の人もいなかったのです。しかし、夫がうつ病になり、その悩みを周囲に話すようになると、「実はねうちの家族も…」という声をよく耳にするようになりました。家族でなくても、職場の方や友人にうつ病の方がいたとか、自分自身が実は経験者というケースも。日本人が一生で一度はうつ病になる割合は15%とのこと。そのデータは本当なのだと私は実感しました。

うつ病は本人も妻も大変です!

うつ病患者にたいして周囲、とくに家族がどのように接するかは大切なこと。それが回復のカギをにぎっているといっても過言ではありません。しかし、うつ病になるとガラリと人が変わったようになる方もいますので、そんな家族をささえるのは本当に大変なことです。

一番大変なのは、そして歯がゆいのは本人。そのことは分かりますが、パートナーだってとてもつらいです。ですから、妻の立場からうつ病の夫を見守ることについて今回は書いていこうと思っています。

  • うつ病の兆候

    家族であるからこそ、なかなかうつ病だと気づけない。それが大きな落とし穴でしょう。

    うつ病の兆候

  • 精神科を受診する

    精神科では、症状の内容以外に、私生活や仕事のことなど、プライベートな質問をされます。

    精神科を受診する

  • 医師の選び方

    心の病気の場合、患者と医師との相性はとても大事です。


    うつ病の医師の選び方